メゾンエルメス
2005年 04月 25日
そしてメゾン エルメス!!
メゾン エルメス (Maison HERMES)は2002年6月28日に、晴海通りとソニー通りに面した銀座の角地に誕生した、エルメスの中でも世界最大級のショップ兼オフィスです。この建物何がすごいかって!?設計がレンゾ.ピアノなんです。
レンゾ.ピアノと言えば、パリのポンピドゥセンターや、関西国際空港を設計した、イタリア生まれの超有名建築家です。私のピアノに対するイメージは「まったくピアノらしくなく、ものすごくピアノらしいものをつくる」という感じ。良く言えば、毎回挑戦的かつ、独創的。悪く言えば統一性がない。一般的には「アヴァンギャルド」とか言われることが多いですね。 そんなレンゾ.ピアノと「変わらないことが魅力」と言われるエレガンスなエルメスの組み合わせって…全く想像つかないよ〜。
と、いうわけで行ってきましたメゾンエルメス、国内最大のエルメスの総本山。まあぶっちゃけ私はエルメス大好きなミーハー、品物を見るのも目的ではありますが。(もしあったらお金ないのに買っちゃうかも!?と思っていた、バンドとフェイスがブルージーンのH時計はありませんでした。ほっとしつつもちょっぴり残念)。
それにしてもすごかったです。まさしく、ピアノらしくなく、ものすごくピアノらしい、そして、『エルメスらしくなく、ものすごくエルメスらしい』建物でした。ピアノもすごいけど、ピアノに依頼したエルメスの挑戦にも感動。行って良かったよ〜。
施工会社の竹中工務店のHP :メゾンエルメス
さてさて、メゾンエルメスについてのオマケ情報;
建物の上に、旗を持ち馬に乗った騎士がいることを御存じでしょうか?あの旗、エルメスのスカーフのようにシーズンやコレクションごとに変わっているんですよ。銀座にいった際には要チェックしてみて下さいね☆
また、エルメスショップのインテリアを20年以上にわたって手掛けているレナ・デュマは、先ほどの 竹中のHPで次のように述べています
『手仕事を大事にするエルメスの姿勢は、創業164年を迎えた今も変わらない。日本は偉大な職人を「人間国宝」と呼ぶ国だから、エルメスの職人気質といえるエスプリを理解し、愛してくれる』と。いいですね〜。
エルメスといえば2004-2005 A/Wよりマルタン・マルジェラからジャン・ポール・ゴルチエにデザイナーが交代して、以前の物静かな印象のデザインからかなりゴルチエ色の強い挑戦的なデザインに変わりましたよね。私個人としては変わりすぎて欲しくないな、という気持ちもありますね。